
【とりあえず】
大変ご無沙汰いたしまして申し訳ございません。半年ぶりくらいにブログを更新させていただきます。これは今までの、ワードからPDFを使って運び込んだ記事を載せたものとは違って、多分皆様が普通にやっていらっしゃるやり方で日々直接に書いてアップしていらっしゃるようなブログです。実質上私は初めてこれにチャレンジします。
私は実はこれまでブログをアップするまでの作業工程がどうしてもわからなくて夫に全部やってもらっていました。彼も大変悪戦苦闘していました。
さて私が2019年の4月にブータンに行ってきて以来一年たたないうちにコロナというものが発生してそれからもう二年もの間世界はすっかりコロナ漬けで、海外にはいつ行けるかわからない状態で旅のネタを作ることができない状態です。だからといって「では国内旅行を」と考えてみても私の場合、たとえ国内旅行をしたとしてもそれは面白いネタにはならないのです。
なぜなら私の旅というのは海外であれ国内であれ「できるだけ短時間に目的地まで行って帰ってくる」「観光は必要最小限、あとは食事をして土産を買ってくるだけ」「どうしても宿泊が必要ならする、どうしても歩きたい部分があればそこだけ歩く」という感じになってしまうからです。なぜなら家で夫や娘(以前にはもっと沢山家族がいた)が待っているからです。実は夫も娘も私が在宅していない状態というのが基本的に好きではなく、場合によってはたった半日の外出にさえ難色を示すことがあります。そして私も気が小さいので「家で誰かが自分の帰りを待っている」という状態が苦痛になってしまうのです。
ですから海外に行くときは勿論、国内旅行も勿論、そこら辺のスーパーへの買い物に行くときさえ「何時には帰る」と約束して出かけ、事故でも起こらない限り絶対に遅れることはありません。15分以上予定より帰宅が遅れそうな時には必ず連絡を入れます。だからちょっとスーパーに買い物に出て偶然そこで滅多に会うことのない友人に出くわし、本音では三十分くらい立ち話をしたいと思う時でも「ごめんね、××時までに帰ると言ってきてしまったから・・・」と言って話を切り上げてしまうのです。
それでも海外に一人旅に出ればいろいろとハプニングが起きるものですからネタになりますが、国内ですと交通機関も時間厳守な国ゆえに私にも時間のプレッシャーが余計にかかるということもあり、自分自身はそれなりに楽しんでいたとしても他人様を面白がらせるようなネタはめったに発生しないのです。
しかし私のこのブログはサーバーとの契約期間がまだ一年以上あるのですからこのまま全然更新しないでいるのは勿体ないと思いまして、また頑張ってみることにしました。でもまだ不慣れなものですからとりあえず「練習」ということで、おそらく皆様には面白くもなくどうでもいいだろうと思われることを少しずつアップしてみようと思います。お目汚しお許しください。
さて私は2021年12月後半に今までパートで週三日で勤めておりました老人ホームを辞めました。理由はもういい年齢(68歳4か月)だし、体力的には仕事だけなら続けようと思えば続けられるけど、家のこととの兼ね合いが難しいこともあるし、他にも自分自身のやりたいことがいろいろあるからです。またそのうちカミーノに出かけられる時に備えての体力維持のためのトレーニングとか語学の勉強とか他にもいろいろ・・・。
このパートを始めたのは二年半ほど前でコロナ前の最後の旅のブータンから帰ってきたすぐ後のことでしたがその時 私は65歳10か月でした。なぜそんな年齢になってから始めたのかというと、何としてでもビジネスクラスの旅をしたかったからです。年のせいかエコノミークラスのしかも深夜便で(お金だけではなく日数も節約しなくてはなりませんでしたから)の長時間のフライトはかなり辛く、いつも私は到着後一日くらい体調不良に悩まされておりました。そしてお陰様で旅行費用は順調にたまったのですが皮肉なことにコロナのせいでいつ旅立てるのかわからなくなってしまいました。
旅立てるめどが立ったら仕事をやめようと思っていたのですが、それが何年先かわからないぞということになるともう稼ぐよりも体力をキープしたりせっかく過去に覚えた外国語をキープしたり磨いたりまたいざその時になってから家族に足を引っ張られることを防ぐためにいろいろ画策したり布石を打ったりしておくことに時間と力を費やしたほうがいいと考えるようになってきました。それで私は仕事を辞めました。少なからず遺留されて心苦しかったのですが、もっと若い方を採用して下さいね、ということで・・・。
それで現在の私は家事以外に何をやっているかということですが、まず自宅内で階段昇降のトレーニングをやることにしました!10往復を1セットとして一日に6セットまで。これ以上やると毎日続けられなくなるかもしれないのでほどほどに、ということです。ちなみにカロリー消費量で比較しますとうちの二階までの階段昇降を10回すると1㎞歩行したのと同じくらいになるようです。1㎞歩行のほうが楽じゃないか?という気がしますけどね。で、これを6セットやると6㎞歩いたのと同じくらいになるということですね。下の写真はうちの階段です。それからついでにいままでカミーノの時に使ったクレデンシャルをご披露します。左から、日本発行のもの、スペインのパンプローナでもらったもの、フランスのサンジャン・ピエ・ド・ポーのもの。です。それからカミーノのシンボルのホタテ貝です。


そして私は今年の1月5日からこのチャレンジを始め、一か月の間にほぼ200㎞の歩行(とそれに該当する分の階段昇降)を達成いたしました!今のところの目標はスペインの「銀の道」の巡礼コースの距離にあたる1007㎞なのですが、さて何か月かかりますことやら・・・
(2月7日)
【さて】
今日は2022年2月8日です。私は十年前に収得したパスポートが2月22日で切れるので明日の9日に更新に行こうと思って(この日は娘は仕事、夫は在宅)今日のうちに家からそう遠くないステラタウンのというショッピングセンターの中の写真屋さんに証明写真を撮ってもらいに行きました。娘は今日は本来は仕事のある日でしたが風邪で在宅療養中でした。でも一時間程度の私の外出は問題ありません。(ついでにもう一つ余計なことを言えばこの少し後に前日に娘が受けたPCR検査の結果が陰性と出て、そうしたら直ちに娘の職場から明日は出勤してほしいとの要請があり、流石に彼女も頼られると張り切る部分があるようでいつもよりハイスピードで風邪を回復させ翌日はちゃんと出勤いたしました。)
ステラタウンは自転車の距離であり、娘はよく行くようなのですが私はもっと近くのスーパーでほとんど用が足りるのでめったに行くことがありません。でもその日は証明写真をゲットする場所としてそこが一番安心できる場所だったので頑張って出かけることにしました。
久しぶりに出かけたステラタウンは広くて華やかで、帰る時間を気にせずに歩き回ったら楽しいだろうなと思いました。ちなみに私の娘はあちこちのショッピングセンターを見て回るのが趣味で、電車を使って一~二時間のところにまでよく出かけ時間の立つのを忘れたり方向音痴で迷子になったりして帰りが遅くなってよく親に心配をかけますが、私はいつも必要最小限の買い物にしか行きません。たまに家でだれも待っていない状態の時にデパートなどに行っても買い物に時間がかかると何やら気が咎めてきてしまうのです。でもこれは家族に洗脳されているということではなく、自分自身が「時間を無駄にしてはいけない、お金を無駄にしてはいけない、そうでないと悔いのない人生を送れない」と思い込んでいるからです。でも海外とか、国内でも泊りがけの旅に出てその途中でしばしば何もすることができない無為な時間を過ごさなくてはならないことがあっても、それはそれで自分に必要な時間なんだと自分自身に思い込ませることはできるのですが。
話が脱線しましたが、証明写真を撮るためにステラタウンにでかけた私はふと思いつきました。このあたりでトレーニングのためのウォーキングをするのもいいな、と。
私は1月5日から階段昇降をしていると申しましたがその合間に、出来る時には浦和方面に歩きに出かけております。上尾とか別の方面に向かう手もあるのですが、何故か浦和方面に向かう道のほうが気分が良くて飽きないのです。こういうのは人それぞれの感覚というものでしょう。私の家から大宮駅近くのドコモショップまで2㎞、もと日赤病院があったところまでなら3㎞、北与野駅まで4㎞、西友まで5㎞、中里まで6㎞、北浦和まで7㎞、浦和区役所まで8㎞、スタバ別所店まで9㎞、、、という具合に覚えておくと快適に歩けます。そしてその日使える時間の長さによってどこまで行くことにするかを決めます。
ちなみにもし丸一日使えたら出かけたい私のお気に入りのウォーキングコースというのがあります。それは国道17号線のバイパスを横切り、西大宮駅(川越線)前を通り、荒川の上江橋を渡って川越市に入り、川越市を横断して鶴ヶ島市に入ってすぐのところにある、Vというイタリアンレストランまでの道です。春は桜や菜の花が、秋は紅葉が綺麗です。そのレストランは「こんな町はずれの場所に?」と思うようなところにありますが、人気店のようでいつも混んでいます。
家からそこまで最短ルートで歩くと25㎞です。帰りは電車を使いますが、そのレストランから若葉駅まで歩いて川越線に乗り、川越乗り換えで日進駅まで来てあとは歩いて帰ってくると約30㎞、歩いたことになります。
私は数年前まで荷物さえ重くなければ一度に30㎞いつでも歩けました。2012年の12月にはチャレンジとして家から日高あたりまで往復して一日に60㎞、を歩いてみました。朝5:15に家を出て18:15に帰宅しました。かなりヘロヘロになりましたがちゃんと夕食を用意して家族に食べさせました。
でも最近浦和方面に歩いてみて15㎞、を過ぎると辛くなるということがわかり、これは大変だ、30㎞歩けるように体力を戻さなくては、と思ったのでした。
さてここまでの部分をアップしようと思って添付するにふさわしい画像はないかと一生懸命考えたのですがどうしても思いつきません。「浦和方面」コースのポイント地点の写真も撮ってはみたけどパッとしなくて・・・。ということで考えに考えに考え抜いたわけですが、これは考えながら食べようとした今日のお昼のソバです。で、あ、これでよくない?というわけで。

3玉で90円ほどの安い茹でそばを調理したものですが安物であるにもかかわらずとても美味しいです。日本は安くて美味しいものが沢山あっていいですね。こういう日本のよいものをとことん味わい尽くすのもコロナ時代の醍醐味といえるのではないでしょうか?お金を節約すればいずれコロナのトンネルを抜けた後、海外に旅立つ時の一助にもなりますから。(ミッフィーには意味はありません。たまたまそこにいただけです。すみません。次はもっとましな写真をお見せいたします。)
(2月8日)
【リングワンデリング?】
2月9日に無事にパスポート更新手続きを済ませてきましたが、翌10日は「雪が降る」と天気予報が朝まで大騒ぎをしておりました。しかし何とかいけそうな感じだったので夫も娘も仕事に出かけ、私は家で一人になりました。パンパカパーン!!
8:15,私はちらちら降り始めた雪の中を埼玉県地図を入れたデイバックを背負い、傘をさしてステラタウン方面に徒歩で向かいました。ちょっと長く歩いてみようと思って私は直接ステラタウンには行かず、その手前にあるさいたま市北区役所の手前から「旧中山道」と呼ばれる県道164号線を北北東に進みました。そして新幹線、およびニューシャトルという私鉄の線路(高架)と交わるあたりで「ここ、ニューシャトルの加茂の宮駅のそばだよな?」と思い、そこから右に折れ、「ベルク宮原町店」方面に向かおうとしました。
長距離ウォーキングの際にはスーパーマーケットを伝いながら歩くのがトイレ対策としてベストです。コンビニに寄るという方法もありますが、コンビニでは何か一つでも物を買ってそのあと「すみませんがお手洗いを貸していただけませんか?」と断るのが礼儀で、何も買う必要のない時はちょっと困るしスーパーならそんなことしなくても大丈夫ですものね。勿論スーパーにとってはただトイレを使いたいだけの客なんて嬉しくはないでしょうが。
私は何年か前にこの方面に自転車で行ったことがありましたが(そのころにはまだベルクはなかったようです。)何だか様子が変でした。その道は過去に歩いたことのある道とは違うようでした。そしてそのうちさっき近くを通過したばかりのさいたま市北区役所の敷地の一角についてしまったのです。
何?いくら雪が降っていたからといって、歩きなれた街の中でリングワンデリング?そんな馬鹿な!仕方がないので区役所内のトイレに入り、その中で地図を確認しました。雪の中を歩きながら背中のバッグの中から地図を出すというのは難しかったのです。
しかし何を間違えてこういうことになったのかさっぱりわかりませんでした。仕方なくそのことは家に帰ってからよく調べることにして私はそのあと改めてちょっと別のコースからベルク宮原店に向かうことにしました。そして今度は間違いなくそのベルクを経由して当初の予定の道を、ただし逆回りでステラタウンに戻ってくることができました。
北区役所、並びにさいたま北部医療センターという病院が一本の道路を挟んでステラタウンと向かい合っているという位置関係なのですが、この病院の位置さえなぜか私はそれまではっきりとは認識していなかったので「ああ、ここにあったのね。」と思ってしまいました。この病院にはタクシーや自転車で三回くらい来たことがあるのですが、よく注意して周囲を見、意識して認識しようとしていないとそいうことが起こります。特にその建物や周囲の建物が大きすぎたり敷地が広大だったりすると地図を見て考えようとしても建物同士の位置関係が分かりにくかったり自分の現在位置が地図のどの部分にあたるのかわからなかったりすることになります。
かつてスペインのマドリードの街の中で私はそういう体験をしました。道路は広く、個々の建物はやたら大きく、地図を持っていても私は自分の現在地を確認するのが大変でした。
でももう今はちゃんとわかりましたのでもうあのあたりで迷うことはないと思いますが、その日最初になぜリングワンデリングのようなことをしてしまったのかはまだ謎でした。
ステラタウンの中のイトーヨーカドーで食料品をいろいろ買って帰ろうかと思っていたのですが、あいにく先に寄ったベルクで買い物が殆ど済んでしまったのでもう買うものがないと思いましたが、せっかく寄ったわけなのでようやく二、三点買うものを見つけて帰りました。その日は10㎞ほど歩いたことになりました。
そして六日後の2月16日、私はまた二時間ほど一人時間ができたので先日のコースを歩きに出かけました。まあ、リベンジというわけです。この日は暖かくよく晴れていました。先日の雪の日だってホワイトアウトでリングワンデリングなんて事態が起こるようなものでは全くありませんでしたが、それでも晴れていて周囲がより明るい方が方向を間違える危険性はより少ないであろうと感じられました。
この日まで私は何度か地図を眺めて考えていました。地図、というのは主に車を運転する人々のために作られているのであろう、各県別の大判の道路地図の本です。晴れている日の方が歩いている途中でこういうものを荷物の中から出して確認するのは容易です。そしてその日歩き出すころには既に私はなぜ先日道を間違えてしまったのかがなんとなくわかるようになっていました。だからその日はその考えが正しいかどうかを確認するために歩いてみたということになります。そしてやっぱり、と思いました。こういうことです。
私はニューシャトルの加茂の宮駅のところで右に曲がる積もりだったのですがその一本手前の細い道を曲がってしまったのです。始めはその細い道を地図で見たときには「こんなとこ、間違えて曲がるはずはないだろう?」と思っていました。なぜならその道の曲がる角度は正しい道とはまるで違ってほとんどヘアピンカーブのように地図には描かれていましたから。すごく細い道のようでしたし。
でも地図に描かれたものを見た時の印象と実際の物を見た時の印象が違うというのはよくあることです。この日に実際にその細い道の入り口あたりに行ってみて、「間違えるか?そんなにあの時ぼーっとしてたか?」と考えてみて、自分の頭脳の状態についてすっかり納得したわけではないのですが現実にここを曲がってしまったからそうなったというのは事実なのだから認めないわけにはいきませんでした。要するによく考えずに行動してしまったということです。
そしてそのあとは勿論順調に予定通りの道を歩き、先日歩き直したのは逆回りでしたが例のベルク宮原店を経由してぐるっとステラタウンに戻ってきました。そして少しだけ必要な買い物をして家まで歩いて帰ってきました。
本日の歩行距離は8㎞ほどでした。このくらい歩いた日はもう余力がないというわけではありませんが家での階段昇降はやりません。
ところで改めて思いますがステラタウンの周囲は散歩道としてはなかなかのものです。歩道が広く美しく、車はあまり通りません。土日祝日などは人出が多くて煩わしいかもしれませんが平日ならゆっくり、静かな気分で歩けます。方向感覚が大丈夫な方なら写真のような道があちこちに広がっていますのでいろいろな場所を楽しむことができると思います。(2月16日)


【春の一日】
2月22日(火)、今日はまた浦和方面のウォーキングに出かけることにしました。空は晴れ、昨日までの寒さがようやく去り、春の日差しが降り注ぎ始める気配がしていました。しかし私はその日何か気が乗らないような気分もしていました。といっても体調には別に問題はなく外出しては困るような理由も何もない、ただ私の気分の問題なのですが、せっかく娘が今日も無事に早朝から出勤し、午後4時ごろまでは(多分)帰らない、夫も何事もなく出勤し帰宅は早くても夕方6時半であるので、こういう日は大事にしなくてはなりません。たとえ予定がそうなっていたとしてもこういう恵まれた日は決して当たり前に訪れるわけではないのです。娘が突然体調不良に見舞われ(大概風邪のたぐい。またはたまに股関節の不具合)私の外出などの予定や楽しみがボツになったことが過去に何十回あったことでしょうか。娘が仕事から帰宅、その少し前に私も弾丸日帰り旅行から帰宅した直後に娘のために救急車を呼ばなくてはならなくなったことさえありました。だから一見平和に思える日々でも、私は常に足元に薄氷ありと警戒していなくてはならないのです。
つまり数時間以上かかる私一人の楽しみは味わえる時にしっかり味わっておかないといつ横から、あるいは背後から、あるいは足元から崩れ去ったりうばわれたりするかもしれないのです。
だから7:45に夫が出勤すると私はすぐさま支度をしました。そして8:00に外に出ました。なんとなく乗り気でないような気もしていた私でしたが、やはり外に出ると一歩ごとに気分が乗ってきました。外気は、そして太陽の光はとても偉大です!!
自分で勝手に決めただいたい1㎞ごとのポイントを頭に思い浮かべながら国道17号線沿いを南下します。5㎞地点の西友でトイレを借り、そのあとも特に何も考えずに漫然と歩いて9㎞地点のスタバ別所店に至ります。前回はここで休憩をとったのですが、今回はできれば六辻のKFCまで行きたいなと思っていました。でもちょっと時間的にきつそうでした。
娘は16:00前には帰ってこないと思うのでその前に家に戻っていれば十分なのですが、帰ってから自分の休養時間と家事の時間を十分にとることを考えると遅くても14:00,できれば13:00台には家に帰りつきたいものです。それで今日は10㎞地点までと決め、スタバから15分くらい歩いたところにある別所坂下というところまで行って引き返してきました。そしてスタバまで戻って休憩をしました。
スターバックスの店はゴージャスな気分が味わえるので好きなのですが、ただお値段がどうも・・。コーヒーの一番小さいサイズのものはまあいいとして、食べ物を選ぶときにいつも悩みます。え?これは××円もするの?これなんか××円!なんで~?
それでもしかたなく安めのものを選ぶのですが、でも食べてみるとなかなか美味しいので、まあいいか・・と思うのです。(今日いただいたものはこれになります。671円でした。)

11:00にスタバを出て順調に帰途につきました。帰り道も西友でトイレを借りて、でも買い物はしません。家の近くまで行ってからロヂャースに寄る予定なので。ロヂャースには安い商品が多いです。しかも安くても他の高い店の商品より美味しいものさえあります。それは例えばコロッケ!
安いくせにサイズは大きくて柔らかくて美味しくて、勿論私の好みだけで言っているのですが飽きない味です。年を取って小食になってしまった私にとっては49円(+税)のコロッケをメインディッシュにすることさえできます。でも今日は私の昼食のオカズ用にはアジフライ一枚(79円+税)を買いました。栄養のことも考えなくてはいけませんから。
ロヂャースでの買い物を済ませて家に帰ったのは13:30でした。おかげでゆっくりできました。ウォーキングしたことでかなり気分もハイになりました。今日は20㎞歩きました。後でよく調べてみたら六辻のKFCまではさらに1㎞進めばよいだけだということがわかりました。それなら帰りに買い物をしなければ六辻まで往復しても8:00-14:00の行程で済むわけです。次はやってみます。
今日はいつもより写真が多いですね。4枚だけですが(笑)

①東の台というところのバス停。竹林を背景にしたたたずまいに萌えました。
②スタバのコーヒーとソーセージパイ。(前出)
③小さい神社。こういうの、好きです。新中里の稲荷神社だったかな。

④ビルのわきに作られた小道。こういう所を通るのが好きなのですが、他の人もそうみたいで通ろうと思っているとかなりの頻度で他の人とバッティングします。こんな細い道でわざわざすれ違うなんて恥ずかしいのでそういう時は諦めて普通の歩道の方を通ります。

前に書いた1月5日から始めましたナンチャッテ巡礼の距離が本日で285㎞に達しました。
【秩父へ】
2月25日(金)、秩父まで行ってきました。(西武秩父駅まで電車で~す。)秩父銘仙の反物を探しに。それでどうしても作りたいものがありました。でも何を作りたいのかはまだ内緒です。
秩父には7,8年前に一度行ったことがあります。やはり銘仙の反物を探しに。しかし当時の私は手にした情報が今よりも少なく、どこを探すかといえば矢尾百貨店くらいしか思い浮かびませんでした。そしてその時は川越線を経由して東飯能で乗り換え、秩父鉄道で秩父駅まで行きました。秩父駅から矢尾百貨店までかなり歩きました。そして2,3点しか置かれていなかった反物の中からやっと一つを選びました。いやー地味だな~と当時は思いましたが仕立て上げてみると不本意ながらとはいえちゃんと相応に年を取っていた私に丁度良い色柄でした。その時のものがこれです~。

今回は埼京線で池袋まで行き、そこから西武特急に乗りました。今までこんな近場でこんな特急に乗るなんて考えたこともありませんでした。しかし今回はふっと乗ることを思いつきました。たまのことだし乗っちゃおう!新幹線ほど高いわけじゃなし、私ももういい年だしね、バチは当たるまい。それに今はコロナめのせいで飛行機に乗れないでいるんだから(国内ではわざわざ飛行機なんか使いません。)このくらいいいじゃんかー、というわけで。
西武特急はとても便利でした。池袋駅の西武鉄道の改札を入ると、ひょいとすぐに乗り場がありました。切符も改札わきの売り場で買えました。池袋ー秩父間は1500円でした。安くないですか?しかも車内はとても快適でした。窓がとても大きい!!平日なので一車両に三人くらいずつしか乗客がいなくて、何て贅沢なの~?という感じでした。こんなんじゃ西武鉄道さん、経営が大変じゃありませんか?土日祝日で儲けているのかな?
乗車時間は一時間二十分ほどでした。車内で持参のコンビニおにぎりとペットボトルのお茶をいただきました。それで十分!一人旅、楽しい~!
秩父に着きまして、目的のものに巡り合う確率の高そうな順番で次のように回りました。①秩父銘仙館、➁矢尾百貨店、③秩父ふるさと館、そして昨日急に現金書留を出す用事ができたので本日ここまで持参し、こちらから送付するために④郵便局、ということです。
①の秩父銘仙館は展示資料館としてはなかなかのものでしたが製品の販売はわずかだけで、しかも私の欲しい着尺の反物はほとんど置いてありませんでした。
➁の矢尾百貨店でも反物は4~5点しかなく、どれも私の欲しい色柄ではありませんでした。「こういうものが欲しい」とオーダーを出すのなら直接織元さんに問い合わせた方がいいとのことでしたが、織元さんの工房まではちょっと距離があって今日訪ねるのは無理なのでまた改めてのことにしようと考えました。
この矢尾百貨店から郵便局に向かう2㎞ほどの道の丁度中間あたりにあった③の「秩父ふるさと館」はその名前から想像して単なる一般的なお土産店で、せいぜい端切れや小物しか売っていないんだろうと考えましたが一応覗いてみました。そうしたらOH!そこにはリサイクル品の古い着物が沢山置いてありました。勿論全部秩父銘仙です。
これでいいじゃん!と思いました。私がイメージしている色柄のものを探すのがちょっと大変でしたがそれでも何とか見つかりました。価格も新品の反物の場合で考えていた予算の20分の1ほどですみ、これならほどいて洗い張りに出しても新品よりもずっと安上がりに済むのでGood jobでありました。
そのあと④の郵便局で用事を済ませ、そこから近くの西武鉄道の秩父駅に行ってみると西武秩父行きのバスがちょうどやってきました。膝が痛くなってきていたので歩いて戻るのはしんどいと思い、バスに乗ろうと思っていたところでした。停車時間はほとんどなかったようで、「乗りまーす!」と手を挙げて合図をしなかったら置いていかれるところでした。
西武秩父駅でも次の特急の発車まであまり時間がなくて、急いで切符を買い、車内で食べる昼食を買い、滑り込みセーフで乗りました。そしてまた夢のような快適な一時間二十分を過ごしました。一人旅は最高です!車内でランチとして食べたのは写真のようなおにぎりセットでした。美味しかったけれど作ってから時間がたっていたようでちょっと固かったのが残念でしたが・・。

こんな感じで順調に旅を終え、なんと15:00前に家に着いてしまいました。本日は歩いた距離を5㎞としてナンチャッテ巡礼の累計キロ数に計上し、本日までの累計は296㎞になりました。
(3月2日)
【悪路との闘い】
皆そうなのかもしれませんが、私には好きな道と嫌いな道があります。「好きな道」とはどういうものかと考えてみると確かに定義できる条件はあります。まず緑が多い。自然木、民家の庭木。人工的な並木道、道路沿いの植え込み、花壇、敷石の隙間から顔をのぞかせる雑草・・・、何でもよい、果ては遠景の山々であってもよい、緑の量が多いほどその道を歩く私は幸福感を覚えます。
周囲に緑の多い自然に囲まれた田舎道ならば足元が少々悪くても私は許容できます。石ころ、泥んこ、砂、砂利、起伏の多さや急坂さえ私はそれらを楽しむ心の余裕を持つことができます。だから私は海外の巡礼路や日本の山々に出かけて、疲労で辛かったことはあってもその道を通ること自体に不満を感じたことはありません。
しかし緑の量がそう多いわけではない街中の道であれば路面の状況に求めるものは多くなります。ある程度の広さ。車や他の通行人、自転車とぶつかる恐怖を感じない程度の広さは最低必要です。そういう道は自転車で行くこともあるので路面はできるだけ平らで起伏の少ない方が良いです。水浸しになりやすいのも困ります。見た目も重要です。石畳的な姿で並木が植えられていたりすれば大変いいです。

3月3日(木)、私は娘と夫が出勤した後さいたま市北部の土呂町、本郷町あたりを歩きに行きました。宇都宮線の土呂駅付近は過去に用事で何度か自転車で通ったことがありますが、しかしそこが先日ご紹介したステラタウンからごく近いことを認識したのはつい最近のことでした。
私はその日ステラタウンの脇を通ってしばらく直進してからU中学校のところから右に折れ、土呂駅方面に向かいました。そして土呂駅の西口に出ました。私が以前行ったのは東口側だったのでちらを見るのは初めてでした。そしてそこから初めて通る別の道を通ってステラタウン付近に戻り、そこから以前にも行ったことがある「ベルク宮原町店」に向かい、そこでトイレを使わせてもらい、そこから右に折れて本郷町に向かいました。

その方面にはもう10年以上前になりますが自転車で二、三回来たことがあるのです。地域のタウンペーパーにAという美味しいパン屋さんというのが紹介されていたので買いに行ってみたのです。確かに美味しく、品数も多くて買うのが楽しい店でしたが家から4㎞ほどもあり、自転車ではあってもたびたび行くのは面倒だったし、もっと近くにも美味しいパン屋はあるしでやがてそのうち行かなくなって しまったのでした
本郷町方面に徒歩で行くのはその日が初めてでした。道の長さはそう苦痛ではありませんでしたが「本郷町」の交差点で左折して「産業道路」と呼ばれる道に入ると、私は何だかそれまでには感じなかった不快感を覚えるようになったのでした。
時間はまだそんなにたっていません。家を出たのは8:00でしたがその頃はまだ10:00前でした。その道は車や自転車で走っていれば別に美しくないとかそう気にならないのですが、徒歩で行くのには全く楽しくなかったのです。
私は「どこまで行って引き返そうか?」と考えていました。ニューシャトルの今羽駅に行きつくみたいだからそこまで行こうかと考えていましたが、あまりにも歩いているのが不快で耐えられなくなってきてしまったので、途中でやめて引き返すことにしてしまいました。
その産業道路というのは多分高度成長期あたりに整備されたものなんだろう、車の通行に便利なのが第一条件で、歩道にもそれなりの広さがあり周囲には飲食店や生活用品の量販店なども必要なだけあって、気を付けて通行すれば事故の危険が大きいわけではない。しかし歩行者が特に必要もないのに楽しみのために歩くということは想定されていないので、時に路面はボコボコで見た目に美しいものはなく、狭くて他の歩行者や自転車とすれ違うのに苦労するような部分も少なくないのでした。
私はもう今後こういう道は極力歩くまいと考えました。残りの人生は短いのです。自分の心を楽しませる美しい道だけ歩いて暮らそうと思いました。
その日はまた同じ道を引き返し、ステラタウンに戻ってその中にあったKFCで休憩をして帰りました。500円でよいセットメニューがあって嬉しかったです。「六辻のKFC」には行こうと思いつつまだ行けておりませんがここもいいなと思いました。フードコートのテーブルのアクリルボードのパーテーションが「製氷皿みたいだ」と思いましたが・・・。KFCにいたのが10:45~11:00頃で、帰宅したのは11:40ごろでした。途中で買い物もしたので。

3月7日(月)、来る10日(木)に息子の妻であるC子さんのところに遊びに行く約束をしまして、家から息子たちの家までの距離は浦和方面へ10㎞ほど行き更に南東に5㎞くらいなので自転車で行こうかなと考えていました。(流石に徒歩で行くほどの時間はありません。)しかし10日の日は訪問のために使える時間はあまりありませんでした。
娘のS子がどのくらいの時間家を空けてくれるかが重要なのですが、10日の娘の勤務時間は6:00~12:00だったので(他の日はC子さんの都合が良くなかった)私は10:00に訪問して12:00にサヨナラをするという弾丸スケジュールをこなさなければならないのでした。それなら娘が帰宅する時間にギリギリ間に合いそうです。なぜもうアラサーな娘にそこまで気を遣うかというと、彼女は「落とすと嫌だから」と言って鍵を持ち歩くことを承知しないからです。
それでこの日、私は自転車で予行をやることにしました。息子の家まで自転車で行ったことは過去に二度くらいありますが、もう三年以上も前のことです。私は二年余り前に膝を悪くしてしまい自転車にまたがってもペダルにさっと足を乗せるのが難しい時があります。(といっても時速4㎞くらいで歩くことは可能です。今のところ20㎞余りOKということはわかっています。)それで今でも果たして一時間半ほどで自転車で15㎞を走れるかということと、できるだけ走りやすい道はどこかを確認するために予定の道を走ってみることにしたのです。そしてこの日は私は時間がたっぷりありました。娘の勤務が6:00~14:00だったからです。
先に紹介した産業道路、この道は一応歩道を備えた自動車道路なのですが自転車にとってはかなり走りにくいと以前から思っておりました。(息子が車で向こうとこっちの家を行き来するときにはよく産業道路を使います。)だから私は浦和駅付近までは国道17号線を行き、その付近からいい道を見つけて東側に渡ろうと思っておりました。
しかしこれが物凄く大変でした。道が入り組んでいてわかりにくいし、歩道が狭かったり起伏がありすぎたり。徒歩なら小回りがきくからまだしも自転車では辛いです。まるでスキーでコブの斜面を登り下りするような感じです。しかも国道17号線から産業道路までの距離はかなりありましたので私はウンザリしました。これじゃあ、産業道路を通ってくる方がマシかも・・。
しかもこの日は大変風が強く、多分そのせいとまだ8時台、9時台という時間帯のせいで歩行者が多く、17号線沿いでもそんなにスイスイと自転車走行ができたわけではありませんでした。いつもなら一時間足らずで着くはずの浦和区役所前の地点で既に70分を経過していたし、やっと産業道路に出たころにはもうほとんど10:00でした。すでに二時間近く経過しているので「一時間半で到着」というのは無理だと言わざるを得ませんでした。
ここから目的地まではまだ30分くらいかかりそうなので、私はもうほどほどのところで引き返すことにしました。今日はまだ時間に余裕があるからいいですが、本番の日はそうではないのです。それにこの時期は強風に見舞われがちです。そして私の膝の具合、悪路など・・・、これだけ悪条件がそろっていたらもうどうしようもありません。私はその後は苦労しながら産業道路を大宮方面に戻りました。そして巽通りを通って京浜東北線を乗り越えやっと17号線に戻ることができました。
ここの陸橋はそう長距離ではなく歩行者用には階段のある通路しか設けられてはいなかったが、何とか車道脇を自転車を押し上げ下りは駆け下りました。そしてやがて17号線に戻ることができてそこは幸いまだ西友よりも手前だったのでようやくトイレにも行くことができました。そして帰宅後の昼食になるようなものを買い・11:00過ぎに西友を出ました。家には11:40ごろ着きました。午前中だけの走行でしたがけっこう疲れました。
本当はできるだけ歩きたいのですが生活していると今日のようなケースもあるので、それなら、というわけで自転車で2.5㎞走行したら徒歩1㎞の運動に相当すると考えることにして(かかる時間がほぼ同じだから)本日は約30㎞走行したのでそれを徒歩に換算して12㎞としてナンチャッテ巡礼の累計に加算することにしました。それでその累計は本日で341㎞となりました。
そういうわけで10日の訪問の際は電車とバスを利用することに決定です。都市部の道は歩きやすく、自転車走行しやすいところばかりではないことを実感しました。特に早くから開けた街の方が整備されていない道路がむしろ多いような気がしました。さいたま市は2001年に元の浦和市と大宮市と与野市、のちに岩槻市とも合併をしたのですが、旧浦和地区の方が他の地区よりも整備が中途半端な道が多いような気がしました。多分県庁所在地であった旧浦和地区の方が早くから開発されていたということでしょう。
(3月9日)
【もう4月半ば・・・】

ひと月余りもブログから遠ざかっていました。忙しかったから・・・?かというとそうだとも言えますし、いやちょっと違うとも言えます。物理的に忙しかったこともありますが、時間があってもそういう気分にならなかったからでもあります。プライベートなことなので詳しくは言えませんが何かと心配事が多かったです。心配事がうまく流れ去ってくれて懸案の長距離ウォーキングを敢行できたこともありましたがその直後にまた娘の体調不良・・・などといったように何やかやと落ち着かない日々が続いてなかなか筆が立ちあがりませんでした。
しかしその間もちまちまと歩いていないわけではありませんでした。でも実は階段昇降はあまりやらなくなりました。「行ってくるよー」と家人にいちいち言わなくてもいいという気楽さはありますが、やはり外を歩くのに比べて楽しくないのです。だからそのかわり早朝ウォーキングをやるようになりました。
以前私はポスティングのアルバイトをやっていました。老人ホームの仕事を始める前ですからもう辞めてから3年近くになりますが、そのときもよく早朝の時間を利用していました。昼間は人目が煩わしいというのと、やはり家人に「行ってくるよー」というのが煩わしかったからで朝4時~5時半ごろまでをさわやかに歩いておりました。5時半というのは朝の家事を始めなくてはならない時刻です。
早朝歩くのはなかなか良いものです。夏は勿論のこと、4月以降になると昼間は歩くと暑くなってきて辛いです。しかもマスク!!暑くても人通りが多いとマスクを外せませんが早朝4時~5時半ならほとんど人が歩いていないのでほとんどマスクをしないですみます。そういうわけでひと月以上も記録をサボってしまいましたがその間に歩いたものの主なものだけでも記録させていただこうかと思います。
前回書いたことの続きになります。3月10日に息子の家(その日は息子は仕事で不在で妻のC子さんと娘のM子ちゃんが在宅していました。)に遊びに行くために自転車で行こうかと考えていて、7日の日にその予行をやってみたらとっても大変だったので自転車で行くという計画をやめてしまったという話でしたが、さて本番の10日はどうであったかということです。この日はあまりゆっくり出かけている時間がなくて10:00~12:00の訪問という弾丸スケジュールでした。
それでまず8時に家を出ましてニューシャトルで大宮駅まで行きそこから京浜東北線で浦和駅まで行きました。そこからバスがあるはずだと思っていましたが乗り場とか出発時刻とかをはっきり確認していなかったので少し時間の余裕を持って、と思いました。しかしそれらを確認するためには5分もあれば十分でしたのでかなり時間が余ってしまいました。
それでちょっとバス通り沿いに歩いてみよう、そして丁度良い時刻になったらそこからバスに乗ろうと考えて歩き始めたのですが、何だか3日前に自転車で来た時よりもだいぶ楽でした。「別に悪路なんかじゃないじゃん?違う道だったのかな?」と思いましたが周囲の建物などにも見覚えがあるし、確かに3日前に通ったのもその道に違いありませんでした。ただ前回は強風が吹きすさんでいて今回は快晴で無風。そういう違いがあったせいでもあるでしょうが、この道は自転車では走りにくいが歩くのには問題のない道だったのでした。
しかも浦和駅から息子の家の最寄りのバス停まで5㎞くらいあるのだと思っていたのですが、実際には3㎞くらいしかなくて、そこからさらに徒歩で500mくらい行く必要があったのですが、それでもまだ時間がありすぎて目的地のマンションについたのはまだ9:45ごろでした。
予定より早く訪ねるのは申し訳ないのでその場で少し待とうかと思ったのですが、そんなことをしていると何だか不審者っぽく見えはしないかと思って「着いちゃいましたー」とあらかじめC子さんにラインを送ってからベルを押して開けてもらいました。でもこれは息子と私とC子さんのグループラインになっていて、私とC子さんの通信は息子にも筒抜けなので間もなく「時間を守らないのは非常識!」と息子から叱責のラインが参りました。彼は妻子をとても大事にしているのですが、一方実家の親や妹には厳しく口やかましいのです。まあ結構なことです。
帰りは最寄りの停留所からバスに乗って帰りました。この日の歩行距離は全部で6㎞ほどだと思われます。そしてこの日までの累計キロ数はちょうど350㎞になりました。
(4月13日)
【もう初夏かもしれない・・・】
また間が空いてしまいました。4月ももうすぐ終わりになります。娘が4月上旬にまた熱を出し数日間私の世話を受けておりました。それから下旬になって今度は夫がぎっくり腰を起こし、数日間家で療養しておりました。それらのせいもあり、またこの頃は昼間歩くと暑くなるということもあり、私はこのところ遠出のウォーキングをほとんどおこなっておりませんでした。早朝に出られる時に4~6㎞づつ歩いた分と、用事で出かけた時の歩行分と自転車走行分を換算したキロ数だけを累計しておりました。でも3月31日(木)と4月1日(金)には遠出の機会がありましたのでそのことは書いておかなくてはならないと思います。
【3月31日(木)】
春までにまた一日30㎞歩けるようになろうと頑張ってまいりまして、いよいよ4月1日に懸案の「V」(イタリアンレストラン)行きが実現できそうだと思っておりました。これはJR川越線の西大宮駅→上江橋(かみごうばし)→川越市役所前、と通過して、日高方面に通じる県道39号線を行くコースですが、それとは別に以前自転車で1~2回、徒歩でも一回通ったことのある、川越線的場駅の少し西の地点からおいせ通りという道を北上して先述の39号線上にある上広谷盛流というところで合流するコースのことを懐かしく思い出してしまってかなり気になっていました。それで3月31日にも時間ができたので俄然決行することにしたのでした。
この日は娘は6:00-14:00の勤務で朝5:00に出勤していきましたが私が出発したのは7:50に夫が出勤した後です。まあこれでも多分大丈夫だろうと思いました。この日の予定は翌日に行う予定の別バージョンでイタリアンレストラン「V」に向かうコースです。私は8:00に家を出発してまず川越線の西大宮駅まで歩きました。この間の距離は4・3㎞ほどです。そしてそこから電車に乗って的場まで行きました。途中川越で乗り換えなくてはなりませんが、もう通勤通学のラッシュアワーを過ぎていたので乗り換えの便は少なく、的場駅に着いたのはもう10:00を回ったころでした。
そこから少々遥かになってしまった記憶を辿っておいせ通りに出ました。このすぐ先には御伊勢塚公園という所があり桜の名所なのですが、折しもその日は桜が満開で、よく晴れ渡って気温はかなり高めでしたが花見客が街に溢れかえっていました。私は時間にも限りがありますし人込みは苦手なのでその公園の脇の道を通っただけでしたがそれだけでも十分花見になるほど公園は桜の樹々が溢れ、咲き乱れていました。私はまだその公園の中まで入って見たことはないのですが公園の中に植えられている樹木は全部桜なのかと思ってしまうほどでした。写真を一枚撮ってみましたがこんなものでは到底その光景を描写することは不可能であろうと思えて歯がゆくてなりません。

この先は曲がり角を間違えないように気を付けて行きます。松ヶ丘二丁交差点で右折し、その次にオサムバリューというスーパーのところで通りを渡って左折するのですが、このスーパーのトイレを借りました。そして更に進んで行くと以前にはなかったスーパー、ヤオコーがありました。そしてその周辺の光景も以前とは何か違っている感じでしたので間違えないように何度も地図を出して確認を繰り返す状態でした。
ところでさっきオサムバリューでトイレに行ったばかりだったのでここでヤオコーに寄る予定は全くなかったのですが、ここで俄かに猛烈な空腹感に襲われました。時刻は11:30ごろだったと思います。暑さが辛いということもありましたがこのまま我慢を続けていると倒れてしまいそうな気がしました。それで仕方なく店内に入り、一口サイズのドーナツとジュースを買い、店の外にある自販機のそばで少しそれらを口に入れエネルギー補給をしました。仕方なく、というのはこのことでそれなりの時間を費やしてしまうことと、数百円の余分な出費が出るからです。私はかなりセコい性格だと思います。使う所には思い切ってお金を使うのですが、そのほかのところではできるだけ節約をしたいのです。
そのあとは多少まごまごすることがありましたが無事に上広谷盛流に出ました。何せこのあたりに来たのは十年ぶりくらいですので多少わかりにくいのは無理もないでしょう。そして12:30くらいに目指すレストランに着きました。ここはピッツァやパスタの美味しい店ですが、私はこのごろ胃袋の容量が減って外食するといつも一人前の分量をこなすのが大変なので、何かもっと食べやすいものがないかと考え、リゾットにしてみることにしました。実は年を取ると歯の状態にも不安があったからです。



それはトマト味のシーフードのリゾットでそれにサラダとドリンクのついたセットでしたが、やはり普通の一人前だとそれなりの量があって、勿論熱々なので非常にゆっくり食べたのですがそれでも満腹至極でした。家ならばそのままごろんと横になって食休みをすればいいのですが外食ではそういうわけにもいかず、時間も限られているのでやおら立ち上がって会計をして外に出ましたが、まず私は立ち上がるところからしてしんどい感じでした。そして歩き出して10分間くらいは盛大にゲップを吐き散らしながらヨロヨロ、という状態でした。
700mほど歩いて東武東上線の若葉駅まで行き、川越経由で電車で帰りました。朝と同じように西大宮駅から歩いて帰ることにすれば4㎞稼げるのですが、暑かったせいかかなりくたびれたので日進駅まで乗ることにしました。日進駅からなら1・5㎞くらい歩けばすむので。そして歩く途中にイオンもあるので食料品の買い物も効率的に済むことになります。そして14:15に帰宅できました。娘は15:00に帰ってきました。だから西大宮から歩いていたら、鍵を持たない娘から「どこに行ってるのー!?」と怒りのラインが来たかもしれないのでまあ、正解でした。
【4月1日(金)】
この日も娘は6:00-14:00の勤務。夫は今日は休みで家にいるので朝昼の彼の食べ物を用意し、あと留守の間の家事は任せて5:15に出発しました。この日も前日と同じレストランに向かうのですが行きは全部徒歩ですのでできるだけ早く家を出る必要があります。前日はたかだか14㎞しか歩かなかったのにあんなに疲れた、この日は30㎞近く歩く予定だが大丈夫かなあ、という思いもあったが、前日は暑かったしな、今日は小雨模様だが気温は低いので大丈夫だろうと考えました。
西大宮駅に着いたのは6:18でした。ここでトイレを借りました。そして3㎞ほど先の荒川にさしかかり2㎞もある長い上江橋を渡って川越市に入るころから次のトイレはどこにしよう?と考え始めました。実際、深山幽谷でもない限り、長距離を歩いている場合の一番の心配ごとは足の疲れでも空腹でもなくまずトイレについてですね。タダでトイレに行けるところ・・・?そうだ、川越市役所というものがある!そこがいいやと思いましたがまだかなり先です。そこまで持つかなあ?いや、ちょっと辛いなあ、気温が低いとどうしてもトイレが近くなりますから。それで私は無理をせずにこの先最初に出会ったコンビニで何か買い物をしてトイレを借りようと考えました。
ところが「最初のコンビニ」というのが、これがなかなか出現しないのでした。あれ~?この道にコンビニってちょこちょこなかったっけ~?ああそうかあ、コンビニがちょこちょこあると感じていたのは今まで大概この道を通る時は自転車だったからかあ・・・そうかあ、歩いてすぐの距離にきょこちょこコンビニがあったわけではなかったのかあ・・・。この時は本当に大変でした。コンビニ、まだか、コンビニ、まだか・・・やっとたどり着いたコンビニはもう小仙波の交差点に近いところにあるファミマでした。8:18でした。西大宮駅からたった二時間でしたがかなり辛かったです。
ここでツナサンドやドリンクを買いました。そしてほどなく川越の市街地に入りました。川越市役所に着いたのは9:05でした。まだ大丈夫そうでしたが念のためトイレ借りに行っておきました。ついでに大きな声では言えませんがトイレの中でツナサンドを少しお腹に入れておきました。空腹になりすぎたりすると行動力に影響しますしね。
外国から日本に旅行に来た方々がよく指摘することに、日本には街を歩いているときにちょっと休む場所がなかなかない、いちいち喫茶店などに入らなくてはならないのは不便だ、ということだそうです。私もよくそう思います。長距離を歩いている時にちょっと疲れたから道を外れずに休む場所がなかなかありません。信号待ちをすればちょっと休めるなあ、と思ってしまうくらいです。ちょっと腰かけられるような物体が全くないわけではないのですが、うっかり腰かけて休んでいたりすると人目につき、よほど体調が悪いのかと心配されかねません。
でも車とか自転車ではなく徒歩でこういう道を辿っているとゆっくりじっくり景色を眺めながら進めるのは利点です。小畔川にかかる橋を渡り切ったところで、景色もいいので私は橋の欄干によりかかりながら川べりの菜の花や近くにある桜の樹々などを眺めておりました。ほんの10分ほどのつもりでしたがうっかり自転車で通りかかった他の通行人の邪魔をしてしまい恐縮しました。いついかなる時も周囲をよく確認していなければなりませんね。
この道は自転車でのことが多いですが何度も通っているので周囲の様子は見慣れているので惰性でだらだらあるいてもそのうち「V」まれ着くのですが、それだけでは家から23㎞くらいにしかならないようなので、途中ちょっと脇道にそれて鶴ヶ島駅にも行ってみました。これで1㎞くらい稼ぎました。ちょっと迷ってうろうろしたので。ついでにトイレも期待していたのですがありませんでした改札を通った人にだけトイレの使用が許されるということでしょう。
「V]には11:20ごろ着いて12:05までいました。滅多に来られないレストランに、何と二日続けて来てしまいました。何て贅沢なことでしょう!この日はエビグラタンをミネストローネスープとドリンクのセットで頼みました。でもやっぱり食べた後はゲップゲップ、ヨロヨロになってしまいました。今後はもっとよく考えないといけないと思いました。レディースセットにするとか・・・。でもこれはパスタがハーフサイズになるのですが甘ーいデザートがついてそれが食べきれなくて悲しい思いをすることがあるのです・・・。そうするとやっぱり注文はピッツァにして多い分はこっそりタッパーに入れて持ち帰るとか、しかないでしょうか。


急いだので若葉発12:24に乗れました。でもスイカのチャージをしなくてはならなかったのですが私が券売機の前に立つ寸前に他の客三名が同時に三台の券売機の前に立ちふさがり、そしてやっと一つ空いたと思ったらそこの機械が私の今までに経験した券売機と操作方法がやや違っていてすぐにわからなくて焦りました!!これが12:22から二分間くらいの出来事でしたが辛くも間に合いました。
川越でJRに乗り換えです。川越発が13:45で西大宮着が13:57でした。この日は夫が家で留守番をしていてくれたので娘の帰宅前に着けるかどうかなど心配する必要はなく、それにやはり前日と違って涼しかったので西大宮駅から歩いて帰りました。15:10に帰宅できました。
今日は29㎞ほど歩きまして本日までのナンチャッテ巡礼の累計キロ数は476㎞になりました。
【4月29日(金)】
このバージョンもちょっと長くなってきて読みにくくなったと思いますのでここで一旦締めて別のバージョンを作ろうと思います。ここまでお付き合い下さってどうもありがとうございました。この先もまたよろしくお願いいたします。本日までの累計キロ数は597㎞になりました。
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